FXとは?

外国為替市場(FX、Forex、またはFX市場とも呼ばれます)は、世界で最大かつ最も流動性の高い取引所です。
1日当たり5.1兆ドルという取引高は、米国株式市場の1日の取引高2,570億ドルをはるかに上回っています。

FXは銀行、その他の金融機関、機関投資家そして個人のトレーダーによって取引されています。
世界中から極めて高い流動性あるため非常に好まれています。
ここでいう流動性とは、トレーダーが1日24時間、週5日半、市場に出入りできるという意味です。
市場の流動性は、低いよりも高いほうが、価格の変動に対する耐性も高いため、非常に重要な要素です。
一つの取引セッションから別の取引セッションへ、ある通貨ペアから別の通貨ペアへと、簡単に切り替えることができるのも特徴です。

現在、最も頻繁に取引されている通貨ペアは、EUR / USDとUSD / JPYです。
これらは年間の全FX取引の約41%を占めると言われています。
外国為替市場全体の規模を考慮すると、かなりの量となります。
米ドルは、外国為替市場の取引高の約85%を占めています。
ユーロは2番目に多く取引されており、取引高の40%近くとなります。
3番目は日本円で、取引高の約20%を占めています。
主に米ドル、ユーロ、円に集中しているため、多くのFXトレーダーは、これらのメジャー通貨ペアに集中して取引していると考えられます。